物流DXへの取り組み ~動態管理システムを新規導入~
2022.12.12
2024年4月1日に施行される物流業界における働き方改革関連法をはじめ、
コロナ禍による新しい社会への急激な流れは、大きな影響を及ぼすことが予想されます。
多くの業界でデジタル化がすすむ中、物流業界でも注目されるDXですが、
当社でも「KUBOXTらしいDX化」をすすめ、現状を「見える化」し、
安全へのさらなる追求、コスト削減や業務の効率化、労働時間短縮など
課題解決のための投資を進めています。
その1つに、「動態管理システム」の導入が挙げられます。
現在、新型デジタルタコメーターを整備し、トラックに設置中です。
動態管理システムとは、GPSで位置情報を把握し管理するシステムで、
さまざまなデータをリアルタイムで記録・管理し、活用していくものです。
導入の理由としては
①リアルタイムでの情報で、生産性・効率性を上げお客様へのサービスを向上させる
情報のバリアフリー化を行い、車両の位置、渋滞状況、到着時間などの情報をリアルタイムに把握することで、
お客様の問い合わせにも正確にご返答でき、最適な配車計画が即時考えられることで業務の効率化を進めます。
②運行実態の見える化で、安全の向上と即時対応が可能
ドライブレコーダーとの連携機能で、危険なときの録画機能や本部への通報が即時行われたり、
渋滞や通行止めなどの道路状況を考慮した効率的なルートの指示が、本部から直接トラックに
届けることができ、安全配慮や対応力の強化を進めます。
③コスト削減
機械化・自動化によるペーパーレスや、ドライバーの運転特性を見える化してエコドライブを推進
することで、燃費向上によるコスト削減並びに交通事故減少を進めます。
④ドライバーの仕事の効率化を進め、労働時間短縮の推進
「日報作成の手間が減らせる」「配送計画の確認や変更がスマホで簡単にできる」「最適なルート調査に役立つ」
など、業務の煩雑さを緩和し、労働時間短縮につなげます。
働きやすい環境を整備し、最大限のパフォーマンスを発揮するために
DXを有効に活用しつつ、お客様に良いサービスを提供していくことで、
社会やお取引先様に信頼をいただけるよう改善をすすめてまいります。