【MOVIE】広島大仏をおりづるタワー最上階へ
●「広島大仏 里帰りプロジェクト」。
原爆犠牲者を慰霊するため、広島県に安置された後、行方不明になっていた大仏様。
その後、行方がわからなくなっていましたが、いろいろな歴史の中、奈良県極楽寺に
安置されていることがわかり、この度広島大仏を里帰りさせるプロジェクトがスタート。
広島大仏出開帳里帰りプロジェクト|イベント情報|おりづるタワー (orizurutower.jp)
大仏様の梱包~広島へ輸送~おりづるタワーに設置~輸送~奈良に戻る。
大仏様の輸送という非常に大きな役割を、KUBOXTが担当させて
いただくことになりました。
前日に、奈良から広島に当社が輸送した「広島大仏」。
奈良の極楽寺(生駒郡安堵町)から、広島のKUBOXT
本社まで400㎞の道のりを移動された大仏様。本日は
7月1日から2か月間展示される場所に、安全に鎮座して
いただくまでが仕事です。
その場所とは、原爆ドームの前にある「おりづるタワー」の12F。
https://www.orizurutower.jp/imagawa3/
広島大仏は木製の阿弥陀如来坐像。 高さ約4m、重さ約400キロ。
分割しているとはいえ、当然エレベーターには入りません。
さらに文化財としての安全を考えると、人力しかありません。
1年前から、様々なさまざまな技法・道具・想定を何度も行って
この当日のプロジェクトは実施されました。
6月28日。おりづるタワーのお客様がおられなくなった23:00から
12階への運び込みがスタート。
使ったのは、おりづるタワーの名所の1つである「スパイラルスロープ“散歩坂”」。
らせん状のスロープで、1階から屋上展望台までを歩いて上り下りできるエリア。
https://www.orizurutower.jp/experience-area/spiral-slope/
たくさんの報道機関のテレビカメラや記者のみなさん、
そしてこのプロジェクトにかかわられる方に注目されながら
絶対安全を最優先に行われました。
12階までを3往復。ちなみに、この引っ張っている台車や
BOXは当社オリジナルです。
到着した広島大仏は一緒に奈良県から来た住職などに見守られながら、
丁寧に梱包が解かれた後組み立てられ、無事に安置されました。
その仕事ぶりはプロジェクトの皆さん、報道機関の方、
おりづるタワーの皆様からも称賛いただきました。
この模様は、TVにも放映されました。
原爆死没者を慰霊「広島大仏」67年ぶりの里帰り(広島テレビ ニュース) – Yahoo!ニュース
広島大仏設置の裏舞台をKUBOXT目線で3分動画にまとめました。どうぞご覧ください。